インタラクティブセッションでは、飛鷹全法氏をモデレーターに迎え佐々木氏の「時間の使い方」、「キャリアにおいて何を大切しているのか」、「何を目指しているのか」を紐解きます。
そして、参加された皆さんが「自分にとってはそれは何か?」と自分事として考えることを通じて、様々な気付きを得ていただくことを目指します。
また、セッションの最後では、皆さんが得た気付きをシェアすることにより、より多様な集合知を創りたいと考えています。
※「未来自分会議<キャリア×時間>」(全6回を予定)では、シリーズを通じて飛鷹全法氏にモデレーターを務めていただきます。
2017年7月13日(木)19時~20時30分
5,000円
30名
6/30(金)正午
※応募多数の場合は、申込フォームにご記入の「インタビューへの感想やコメント」により選考させて頂きます。
※ご参加の可否は、7/3(月)にご登録のメールアドレスへお知らせします。
アカデミーヒルズ
アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)
森ビル株式会社 アカデミーヒルズ
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一橋大学在学中に、インターネットリサーチ会社のインタースコープ(経営統合を経て、現在はマクロミル)にてインターンを経験後、博報堂にて、マーケティングプランナー・PEファンド業務に従事。その後、未公開株式投資ファームCLSAキャピタルパートナーズでの投資アナリストを経て、株式会社ALBERTの執行役員に就任。
2008年にGoogleに参画。日本におけるマーケティング戦略立案、Googleマップのパートナーシップ開発や、日本およびアジア・パシフィック地域における中小企業向けのマーケティングを統括。2012年7月、freee 株式会社を創業。
日経ビジネス 2013年日本のイノベーター30人 / 2014年日本の主役100人/2015 Forbes JAPAN 日本の起業家BEST10に選出。
3ヶ月の本気で業界第一線にいける、という感触を得た
1972年生 東京出身
東京大学法学部卒。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程中退。
専門は比較日本文化論、南方熊楠研究。大学院在学中より、ITベンチャーの立ち上げに参画、ソフトウェアの開発に携わる。
その後、株式会社ジャパンスタイルを設立、国際交流基金等の事業で、中央アジア・中東・カナダ等で津軽三味線や沖縄音楽を始めとする伝統音楽の舞台制作を行う。
2007年より経済産業省主催の海外富裕層誘客事業(ラグジュアリートラベル)の検討委員に就任。
現在、高野山高祖院住職、高野山別格本山三宝院副住職、地域ブランディング協会理事。
あらゆる業種が情報産業化する社会に棲む私たちは、気がつけば携帯でSNSのタイムラインを眺め、新しい情報をキャッチアップしています。それはあたかも、お腹が空いていないのに、食べ放題のバイキングのテーブルについて、料理一つ一つをゆっくり味わうことなく、惰性で口に物を運んでいるようなもの。ネットワークに常時接続された私たちは、情報を受動的に摂取することが日常化し、情報感度の満腹中枢が恒常的に麻痺してしまっているとは言えないでしょうか。逆説的ですが、その意味で、情報化社会というのは、情報感度が極めて鈍い社会なのかも知れません。しかも、私たちはタイムラインを眺めながら、手から砂がこぼれ落ちるように各自の時間を紛失していることに気づかずにいます。人生の時間は有限であるのに。
一方、自分の好きなことに集中していて、時間を忘れると言う経験は誰しも持っているはずです。世界から遮断された内的時間と客観的な時間にはどうやら違いがあるということを私たちは経験的に知っているのです。情報に振り回されることなく、主体的に自身の生を生きるために必要なのは、情報から距離を置いて立ち止まることなのではないか。いわば情報断食によって自身の内的時間をいかに取り戻すか、という問題意識とマインドフルネスや瞑想の世界的な流行は無縁ではないと思われます。
このセッションで私たちは、「情報と時間」について思考を巡らせてみたいと思います。人生には限りがある、ということは死すべき人間の避けられない宿命ですが、だからこそいかに生きるかということが問題となるのです。いわば自分の人生の時間をデザインすること。それは取りも直さず、内的時間をいかにして自身のものとして手繰り寄せるかと言うことに他なりません。私たちが創造性と呼ぶものの秘密も、きっとその内的時間のうちにあるのではないかと予感しています。
毎回のセッションでは、各界のフロントランナーの方々をお招きしてお話を伺うとともに、ご参加いただいた皆さんとの対話の場を設けたいと考えています。皆さんの考えや意見を積極的にシェアしていただき、「気付きの場」が成立することを期待しています。世界に対して傍観者ではなく、当事者であること。自身の内的時間を大切にすることは、世界への共感に開かれることにつながるのではないでしょうか。