未来自分会議 <キャリア × 時間>
インタラクティブセッション

『キャリアアンカーを探る』

終了しました
MODERATOR

飛鷹全法

高野山高祖院住職
GUEST

竹中平蔵

アカデミーヒルズ理事長/東洋大学教授/慶應義塾大学名誉教授
OVERVIEW

セッションの概要

「未来自分会議」第5回は、竹中平蔵氏をゲストに迎え、自身を突き動かすキャリアアンカーを探ります。キャリアアンカーとは、自らのキャリアを選択する上で、最も大切な価値観や欲求。竹中氏にとって、自身のキャリアステージが変わっても、変わらない自身の内面にあるエンジンとは?モデレーターの高野山高祖院住職の飛鷹全法氏に、紐解いていただきます。
※「未来自分会議<キャリア×時間>」シリーズは、飛鷹全法氏のモデレートのもと全6回を予定しています。

日程

2018年07月30日(火)19時〜20時30分

受講料(税込)

5,000円

定員

30名

申込

申込の締切は7/20(金)正午までです。
※応募多数の場合は、申込フォームにご記入の「インタビューへの感想やコメント」により選考させて頂きます。
※ご参加の可否は、ご登録のメールアドレスへお知らせします。

主催

アカデミーヒルズ

会場

アカデミーヒルズ(六本木ヒルズ森タワー49階)

終了しました

PROFILE

GUEST

竹中平蔵

アカデミーヒルズ理事長/東洋大学教授/慶應義塾大学名誉教授

1951年和歌山県生まれ。一橋大学経済学部卒業。博士(経済学)。
ハーバード大学客員准教授、慶應義塾大学総合政策学部教授などを経て、2001年小泉内閣で経済財政政策担当大臣を皮切りに、金融担当大臣、郵政民営化担当大臣兼務、総務大臣を歴任。2006年よりアカデミーヒルズ理事長、現在東洋大学教授、慶應義塾大学名誉教授。ほか㈱パソナグループ取締役会長、オリックス㈱社外取締役、SBIホールディングス㈱社外取締役などを兼務。
著書は、『経済古典は役に立つ』(光文社)、『竹中式マトリクス勉強法』(幻冬舎)、『構造改革の真実 竹中平蔵大臣日誌』(日本経済新聞社)、『研究開発と設備投資の経済学』(サントリー学芸賞受賞、東洋経済新報社)など多数。

竹中氏へのインタビューはこちら

竹中平蔵が“竹中平蔵”になり得た時間の軌跡
~自分の物語を書き、縁に感動する~

MODERATOR

飛鷹全法

高野山高祖院住職

1972年生 東京出身
東京大学法学部卒。東京大学大学院総合文化研究科超域文化科学専攻博士課程中退。
専門は比較日本文化論、南方熊楠研究。大学院在学中より、ITベンチャーの立ち上げに参画、ソフトウェアの開発に携わる。
その後、株式会社ジャパンスタイルを設立、国際交流基金等の事業で、中央アジア・中東・カナダ等で津軽三味線や沖縄音楽を始めとする伝統音楽の舞台制作を行う。
2007年より経済産業省主催の海外富裕層誘客事業(ラグジュアリートラベル)の検討委員に就任。
現在、高野山高祖院住職、高野山別格本山三宝院副住職、地域ブランディング協会理事。

モデレーターコメント

あらゆる業種が情報産業化する社会に棲む私たちは、気がつけば携帯でSNSのタイムラインを眺め、新しい情報をキャッチアップしています。それはあたかも、お腹が空いていないのに、食べ放題のバイキングのテーブルについて、料理一つ一つをゆっくり味わうことなく、惰性で口に物を運んでいるようなもの。ネットワークに常時接続された私たちは、情報を受動的に摂取することが日常化し、情報感度の満腹中枢が恒常的に麻痺してしまっているとは言えないでしょうか。逆説的ですが、その意味で、情報化社会というのは、情報感度が極めて鈍い社会なのかも知れません。しかも、私たちはタイムラインを眺めながら、手から砂がこぼれ落ちるように各自の時間を紛失していることに気づかずにいます。人生の時間は有限であるのに。

一方、自分の好きなことに集中していて、時間を忘れると言う経験は誰しも持っているはずです。世界から遮断された内的時間と客観的な時間にはどうやら違いがあるということを私たちは経験的に知っているのです。情報に振り回されることなく、主体的に自身の生を生きるために必要なのは、情報から距離を置いて立ち止まることなのではないか。いわば情報断食によって自身の内的時間をいかに取り戻すか、という問題意識とマインドフルネスや瞑想の世界的な流行は無縁ではないと思われます。

このセッションで私たちは、「情報と時間」について思考を巡らせてみたいと思います。人生には限りがある、ということは死すべき人間の避けられない宿命ですが、だからこそいかに生きるかということが問題となるのです。いわば自分の人生の時間をデザインすること。それは取りも直さず、内的時間をいかにして自身のものとして手繰り寄せるかと言うことに他なりません。私たちが創造性と呼ぶものの秘密も、きっとその内的時間のうちにあるのではないかと予感しています。

毎回のセッションでは、各界のフロントランナーの方々をお招きしてお話を伺うとともに、ご参加いただいた皆さんとの対話の場を設けたいと考えています。皆さんの考えや意見を積極的にシェアしていただき、「気付きの場」が成立することを期待しています。世界に対して傍観者ではなく、当事者であること。自身の内的時間を大切にすることは、世界への共感に開かれることにつながるのではないでしょうか。

お問合せ先

森ビル株式会社 アカデミーヒルズ

お問合せフォーム >

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